おかげさまで、このブログも8年くらいやっています。んで、なんとなく以前のブログで書いた記事数を調べようとau―oneにログインしようとしたら、7月1日でサービスが切り替わりとかでなんだかややこしいことになっています。
利用登録をしないとどうやら7月1日には以前書いたブログがすべて抹消されてしまうらしいです。
一言言わせてくれ。
こっちゃ、金払ってんだ! 消すとは何事だ! おたくの光回線つかってんだから、お客様として丁重にあつかっておくんなましっ!!
IDとかパスワードも契約してから一度も変えていないので、(13年くらい)今回驚いたのは、パスワードは当初設定したのは5ケタなんですが、「パスワードを6ケタ以上で入力してください」的なことが書いてあってビックリしました。
おい、そんな話きいてないぞ。つーか、そんなにマメにプロバイダからのメールなんて確認しないし。
もっと言うと、プロバイダのメールなんて一年に2~3回しか見ないし。
7月1日に旧ブログが消滅していたら・・・おにぎり父、利用登録失敗ってことです。
2000年問題並みの問題が今!おにぎり家を襲う!!
君は生き残れるか!?
とまあ、愚痴はこのくらいにして、
検索ワードは、週一回くらいのペースで確認をしています。
私がアクセス解析を利用していることはご存知かもしれませんが、アクセスログはほとんど見ていないのですが、検索キーワードは一応ちゃんと見ています。
こう言うと、生意気な風に聞こえるかもしれませんが、閲覧してくださっている方が、どんな「ニーズ(needs:欠乏状態)」→「ウォンツ(Wants:欲求)」を持っているのかを知りたいのです。
このブログの意義・意味合い。
え?んなの あるわけねーべって?www そりゃそうだ。
でも、検索してこのブログを閲覧してくれているってことはさ、こういう所で自分なりに意味合いを感じるしか8年間も継続するための原動力にはできんのですよ。あんた。
んでね、検索キーワードの一つ一つが、確かに自分が書いたことがある内容と一致していて、「ほう。こんな風にこのブログにたどり着くのか」と関心にしたりすることもしばしばだったりするのですわ。
「アクセス解析の検索キーワード」は、
日々ネットの世界にちりばめられている「語句」を「ブラウザで検索をかけてHITし、なおかつそこを経由して訪問した場合」に 解析できるようなシステムになっているようです。
おかげさまで「ワイヤーダックス」というキーワードにつきましては、私の使っているPCに「おにぎり父にお世辞をつかう機能」が搭載されているのでもない限り・・・「1ページ目で検索表示されるようになりました」
ブログを始めたころはぜんぜん検索してもHITしなかったんですが、最近はよくわからないのですが上位に表示されています。
書いたエントリーの数も新・旧あわせて1000をはるかに超えているので、当然HITする確率が高まるのでしょうが、ブログ村ではランクは上位になるなんてことは滅多にありません。このあたりのシステムもよくわかりません。いや、知っているけどこの場では言わない。言えない(苦笑)
あー、書きたいことからどんどん離れていくなー。
あえて、「また来週!」みたいな オチにしてしまいたいなー(笑)
とも思ったのですが、そうもいかないと思うので。
今回気になったキーワード、それがタイトルになっていますが、
「やりたい仕事がない 就活」
???あれ??こんな事書いた事ないけどな・・・。
ともかく、諸君、一大事ですぞ。
でもね、あれだよ。
「やりたい仕事がない事が異常」みたいな風潮が一番ダメなんじゃないかな。
※このキーワードで検索しましたが、上位500件の中にこのブログは含まれていないようです・・・なぜ??それって普通だよ。
で、ここでいつも通り アルバイトの事を語るんだけど、
私たちの仕事は、 「
学生 → 社会」の間の段差をなくすための
社会経験の場だと思っています。
お金(給料)を頂くことの意義を知る事は本当に大事だと思う。
必要とされる人間になると言う事。
いわゆる「単に好きな事をやる」のとは意味合いが違う。それを知る事は意義があると思う。
責任感。
学生も、頭ではきっとわかっている事だと思うけど、社会に出る前にこういう経験・苦労を積んでおくことで社会に出た時に 実はスタート地点がほんの少し人よりも前に出ている事に気がつく。そして、そのバイトの時の経験がすでに自分の血となり肉となっている、力になっている事に気がつく。
そういう社会人を育てるための場だ。
なんて、語ったところで、最近は学生側の主張も それなりに聞いてやんなきゃなーなんて思って及び腰になっていたりして(笑)
とはいえ、この検索ワードにあるように「やりたい仕事がない」と言う事に対しては、「アルバイトの場」ではその可能性を切り開いてあげる事は難しい事のように思う。
そうなってくるとインターンなどか?それも本質的にはちょっと微妙な感じがする。
私の場合は、高校生の時に「この仕事がやりたい!」と思い、親のすねを 深々とかじりまくって音楽関係の専門学校に行かせてもらったのに、結局その仕事は性にあわなかった。ただの憧れだと知った。
「
理想と現実は違う」と言う事。
カッコよくもなければ、毎日毎日同じ事の連続。ただひたすらに時間が長かった。
よく「“好きこそものの上手なれ”だから頑張れ!」みたいな話を聞くけど、若い時の「好き」は「憧れ」に近くて、これは私自身の実体験から、もっとよく考えるべきだったのでは?と考えるようになった。
結局、「憧れ」は「憧れ」のような気もする。
勿論、好きなことを仕事にしている人はたくさんいて、今現在は私も「本質的に好きなこと、やりたいことをやっている」
これは、色々自分と向き合う機会があったから。
「やりたいこと」って、自分の場合は随分経ってから気がついた。
自分の事をさかのぼって考えていった時に、これまでに経験した色々な事、嬉しかった事、楽しかった事、辛かった事を思い出す。
私の原点は、これは自分でも覚えているし、親父も覚えている事で、事あるごとに彼も話すのだが、
私が おそらく4・5歳くらいの時に 「仕事で疲れているお父ちゃんに」と言って、おにぎりを握った事がある。
時として、親は 子供の予想しないところで、突然涙する事がある。
今でも何が彼の琴線に触れたのかはわからないが、確かに泣いた事は事実。
良い意味での私の「サービス=感動」初体験だった。
私の家は 親族経営の衣料店をしており、両親は常に店に立っていた。
私が子供の頃、ほとんど遊びに行ったことなどない。普段の食事も夜8時をまわってからだった。
小学生の頃、毎日働きづめの母に代わって ご飯を炊いて、味噌汁と 何かおかずを一品程度作った。そうしたら、両親がひどく喜んでくれた。その時におそらく母としては何の気なしに行った一言が私の運命を決定づけたと言っても過言ではない。
「○○ちゃん(私の名前)は、将来 コックになったらいいんじゃない?」
実は、当時の母は この親族経営の衣料店に不満があり、「自分は惣菜店をやりたいのだ」と言っていた。
おそらく、今 母に聞いても「そんなこと言ったけ?」ととぼけるだろうけれど、当時の私からすれば、おそらくそういった母の気持ちを引き継ぎたいと思っていたのだろうと思う。
おっと、だいぶマザコン発言が多発した(笑)
中学生・高校生くらいになると、何にも考えていない記憶喪失みたいな時期が来るのだけど、その時に志した「音楽関係の仕事」は、まったく性に合わなかった。理想と現実。憧れ。
しかし、その学生の頃、いくつかのバイトをした。すべて飲食業だった。その頃は本当にバイト自体が楽しかった。働けば働くほどお金がもらえる。
いや、お金は二の次。仕事自体が楽しかった。
やはり飲食の仕事が適職だったのだろうと思う。
いくつかの仕事を転々として、24の時に前職にたどりつく。食品流通業だから、「食」には関わるのだけど、「何か違うなー」と思っていた。でも、何が違うのかわからなかった。
ある時、百貨店に物販のお手伝いに行った時に、直に消費者(お客様)と触れ合う機会があり、「ああ、この一人一人のお客様の声を聞きたかったんだな」と思った。
「ありがとう」「おいしかったよ」「ごちそうさま」そんな有り触れた一言一言が欲しかったのだなと思った。
「大きな仕事」がしたい人がいる。
「地道な仕事」がしたい人もいる。
「物を作る仕事」をしたい人もいる。
「人の手助けをする仕事」を志す人。
私は「食品流通業」がしたいのではなくて、「飲食業」がしたいのだと思った。
一人一人、生のお客様の声に その都度一喜一憂、喜怒哀楽、しかし都度リアルタイムでお客様一人一人の表情を見れるこの仕事がしたいのだと思った。
その答えを見つけ出し、その結果に至ったのは32歳の時。
転職をしたいと思っても、その時には結婚をしている。夫として妻を養う立場にある。そんなリスクを負うのは危険ではないか?一過性の思いつき?いろいろ悩んだ。
私は、私の人生において「回り道はなかった」と思っている。
必要な道筋。必要な時間。失敗した経験もすべてが肯定。そんな人生のように思う。
山の頂に行くのに、直線的に断崖を登れば良いと人は言うが、私はゆるやかな登山道で右に左に迂回しながら登っていただけ。
傍目には 無駄に見えるその行動も、必要な行動だったと今なら言える。
この答えに辿り着くのに12年かかっている。
これほどまでに時間がかかって自分の適職を見つける人がいるのだから、学生が「やりたい仕事がない」のは、むしろ普通なのではないか?
「やりたい仕事」がわからない。しかし「なんとなく」という理由で就活をしてはいけないのだろうか?
「あなたの人生の目的は?」即答で答えられる人はどれだけいるだろうか?
それくらい難しい質問を、しかしながら漠然としていて、きっと幼い時から言われ続けていたであろうその言葉に悩まされ続ける。
そもそも、今学生を面接している面接官のうちには何割かは「なんとなく」受けて入社した人だっているはずだ。
今の学生には、ハードルが上がり過ぎていて可愛そうな気がする。
これは、前職の経験から言えることなんだけど、「好き」とか「興味」とかとは無関係に、仕事を一生懸命にやっていると ある時に「この仕事にハマっている自分」に気が付く。
一生懸命にやっていたら、興味がわいてきて、楽しくなってきて、そして結果が付いてきて。
だから、就活の時に決して「やりたい仕事」なんて考えなくてもいいんじゃないかな?と思う。
いったん就職してしまうと、やりたくても、やりたくなくても、その仕事をやらなくてはならない場合がある。
「この会社が良い」と思って面接に行って、「希望する職種につけない場合もあるが?」という質問をされる場合も多いらしい。そのくせ「あなたはこの会社でどんな事をしたいですか?」とも聞くらしい。
会社は船に例えられる事が多い。
まず、どこ行きの航路か?を考える。これが業種の絞り込みだ。
船の形や大きさを乗る前に色々検討する。企業の絞り込み。
「沖縄行きの 貨物船の 航海士になりたい」
こういう考え方が就職活動である。
しかし、就活の面接では、
「あなたは船の航海士を希望しているが、機関士をやれと言われたらどうする?」
と言う質問もありますよということ。
しかし、大きな意味で 船の乗組員には違わない。
沖縄行きの 貨物船で 立派に仕事をしていることに変わりはない
就「職」活動というより、就「社」活動なのだと思う。
話しがどんどんそれてしまうな。
ところで、このエントリーを書くにあたって、いくつか調べごとをしてみたのだけど、すこし気になったと言うか、深く納得した記事があるので紹介したい。
「やりたいことに立ち向かう」to 就活生へやりたい事をやっている大人は辛い。その人達は自分に嘘がつけないからだ。
では、やりたくない仕事ならどうか?いくらでも自分に言い訳が出来る。好きじゃないから。お金のためだから。どうせ転職すればいいし。
しかし、好きな事をしている大人は、それ自体が自分が好きな事をしており、自分が欲している事だから嘘がつけない。
仕方がない。好きなのだから。
正直、いつも辛いなと思っていた。「好きな仕事」をしているはずなのに、どうしてこんなに辛いのだろう。
仕事の細部までいろいろ検証して、どうして辛いのかを考えた。
体力的なものなのか、精神的なものなのか、成果のことなのか、色々と。
そうか、自分が辛い理由がわかったよ。そうか。そうだったんだね。
「好きなこと」をしているからこそ、自分に嘘をつけない。自分に正直に、真剣に向き合うと、仕事の妥協をしたくない。
だから辛いことがたくさんある。そう言う事なんだね。
そうすると、これからも自分の仕事は辛いのだろうなと悟った。
この検索ワードによって、私自身も発見があり、自分自身に素直に向き合うきっかけをもらったような気がしました。
また明日からも辛い日々がやってきます(笑)でも、ウソをつけないな。自分が欲していることを仕事にしているのだから。
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