ワイヤーダックスとダンボールハウス 狼信仰の不思議

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狼信仰の不思議

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ふう~、やっと武蔵御岳神社のエントリー書き終わったなぁ・・・とか思っていたら、まだ使っていない画像がある事に今気付きました。あらら

ということで、さりげな~く、ここで使っておきます。
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ここからは、社会とか歴史とか信仰とかに興味がないと、ちと難解な部分あります。
さらに長いです。
オチもヘッタクレもありません。ただひたすら長いです。

ちなみに、おにぎり父は無宗教です。結婚式はキリスト教式でキリスト教の勉強もしたし、讃美歌も練習したけど。
宇宙の神秘にもそれほど興味がありません。しかし、宗教とかも、調べてみると色々な見え方がするから面白いものですね。調べている人もスゴイ。

宗教や信仰というのは、「不思議な事」を「神秘」として、肯定的に受け入れる事の出来る人の物のような気がします。「神秘」には理論や理屈は必要ない。

私は、「不思議な事」は「疑問」でしかない。だから、いろいろ知りたいなと思います。それが矛盾が生じるようなものだとしても。


「お犬様」を調べたら、いろいろわかった事があり、ちょっとまとめ記事を書いてみました。

「日本書紀」に、日本武尊(やまとたけるのみこと)が、神坂峠(美濃と信濃の境)を超えようとしたときに、悪神の使いの白鹿を殺して道に迷っていたところ、一匹の狗(犬)が姿を現し、道案内をしたという記述がある。

ここから、今回の疑問は出発しています。

当初、「白い狼と黒い狼が 日本武尊の道案内をした。」と聞いていたので、そのあたりの話を確かめるために色々調べたみたのです。

そのうちに、いろいろと(個人的には)面白い事がわかったので、要点だけまとめて書いてみます。

もしかすると、間違った解釈もあるかもしれませんので、その場合は
「ああ~、おにぎり父のいつものヤツね~(わら)」
と思ってください(汗汗)

日本武尊と神坂峠

そもそも、神坂峠は美濃と信濃(岐阜県と長野県)の間の峠なのに、どうして青梅の山奥の神社でこの日本武尊の東征の伝説が語り継がれているのか?

いや、結局答えが見つからないんですがね(笑)

(意訳)日本武尊が信濃坂(神坂峠)の峰にたどりついたとき、空腹を覚えたので、山の中で食事をした。
そのとき、山の神が日本武尊を苦しめようとして、白い鹿に変身して日本武尊の前に対(むか)い立った。
日本武尊はこれを怪しく思われて、一個の蒜(にんにく・又は野びるか)をもって白い鹿にはじきかけた。
蒜は鹿の眼に命中して、鹿は死んでしまった。
ところが、(この地特有の濃霧が立ちこめたのであろう)道を踏み迷ってしまい困っていると、白い犬が現れて、尾をふりながら道案内をするようなしぐさをするので、犬の後に随って行くと美濃の国へ出ることができた。
そこで、北陸地方の宣撫に遣わしてあった吉備武彦と会うことができた。
日本武尊が通る以前は、信濃坂(神坂峠)を越える旅人の多くが、山の神の毒気にあてられて、病み臥すことが多かったが、日本武尊が白鹿を殺してからは、この峠を越えるときに蒜を嚼んで人や牛馬に塗るようになり、山の神の毒気にあてられることがなくなった。

わからん。なぜ青梅なんだ??ただ、読み進めていくとちょっとヒントになるようなことが・・・

進化論

突然 話が変っちゃうんだけどね、

現在最も有力とされている「ダーウィンの進化論」の発想では、犬は狼の子孫ということになっています。進化論については、賛否両論あるので、「有力」という表現を使いました。
ちなみに、否定論者は「神様が創造した」という説で、いきなり「人」や「犬」や「アリンコ」や「ミジンコ」が発生したという説です。進化というオプションは存在しません。

で、話を戻して、狼と犬の境界です。進化論的には 狼が人と共に生活するようになったものが、だんだんと犬に進化したというのが通説です。

狼と犬の境界

日本に生息していたとされる「ニホンオオカミ」については、100年前に絶滅したと言われていますが、実際にはかなり謎の多い生き物だったようです。

すでに絶滅したと考えられる生き物なので、区分が難しいのですが、オオカミと似通った生き物に、ヤマイヌという生き物もいたようです。

一部の文献には「オオカミとヤマイヌは別物なり」という記述が出てくるらしいのですが、この2種類の生き物は区分があいまいです。

オオカミ
1)形は日本犬に似て性質は獰猛な野獣
2)ヤマイヌ
ヤマイヌ
1)イヌ科の獣。オオカミに似てやせ、性質は獰猛。
2)野生の犬

同じような表現が出てくるので、上記の文章だけではさっぱりわかりません。かなり分類が曖昧です。
また、野生の犬を意味するのであれば、「野良犬」とか「野犬」などと呼ぶのが一般的です。これについては

オオカミの(2)で=ヤマイヌとしていること、
ヤマイヌの(2)で=野生の犬としていることを総合すると、
オオカミ=野生の犬という事なのでしょうか??

そこで、野良犬と野犬を調べてみると

ノライヌ
飼い主を失って、ゴミ等をあさって生きるイエイヌ。
ノイヌ
野生動物を食料として山野で生きているイエイヌ。

という事だそうです。
とりあえず、オオカミとヤマイヌは ヤマイヌのカテゴリー
ノライヌとノイヌは、イエイヌのカテゴリーのようです。

なんだかよくわからないけど、わかった気になって次へ。

狼信仰

「古来より狼は尊ばれてきた、畏れられてきた」という一節をよく耳にします。オオカミを「大神」と呼ぶのだと言う。

それにしても、現代の人間がもつオオカミのイメージって、人間を食べてしまうような獰猛な野獣。

人を食べちゃうような恐ろしい生き物を、神として尊ぶって、いくら自然と共存して生きてきた日本民族であっても、普通「鬼」か「餓鬼」と呼ぶ事はあっても、「神」と呼ばれることはなさそうです。

昔の信仰の由来については諸説あるので言及しませんが、オオカミ・ヤマイヌ(この場では同じくくりで考える)は割と馴染みのある生き物であって、ニホンオオカミが人を襲うという話は実はきかないんです。

これは明らかに明治以降の西洋的な思考のすりこみによるものと考えられます。そう「赤ずきんちゃん」です。

ヤマイヌ

ニホンオオカミとヤマイヌは、かなり境界があいまいなものです。おそらく同じものだとする考え方が正しいと考えられます。
このニホンオオカミの数少ない標本として、重要な物が現在オランダにあります。これはシーボルトが「オオカミ」として標本を送ったものなのだそうですが、この標本の台座には「jamainu(ヤマイヌ)」と書いてあります。

ニホンオオカミの基本的説明

「オオカミは古来から大口の真神(おおくちのまがみ)・貴神(かしこきかみ)とたたえられ」
「田畑において害獣である猪や鹿を退治する農耕の守護神としてあがめられていた」
「オオカミの名は大神に由来」

ニホンオオカミの説明に、狼信仰は切り離す事が出来ません。ただ、一部の書籍等には「ニホンオオカミはインドオオカミと同様に小型で、手出しさえしなければ人を咬まないといわれるほど温和だったとされ、田畑を荒らす鹿や猪を捕食する、人に役立つ動物とされていた。」という記述も見られる事から、

イヌやオオカミと密接な関係にいた人間が、農耕に役に立つオオカミを神聖化し大切にしようとしたという考え方もできるのではないでしょうか?

けものへん

イヌについて調べて行くと、獣偏(けものへん)もでてきます。獣偏は「犬」という漢字に属しています。
狼・狸・狐・猫・犯・狂・猛・独・猪などなど。

これについても、どうして犬の編なのか?という点について疑問もありますが、それだけ人間と密接な関係だった事がうかがえる事や、一部の遺跡からは 呪術的な供物として犬の骨が発見されている事からも推察されます。


西洋的宗教観

日本の中世期に布教におとずれた、燃える炎を背景に剣を持ち上げた恐ろしい形相の不動明王をあがめる日本人をみて、ルイス・フロイスは、「日本人は悪魔を崇拝している」と書き残したそうです。

西洋的な「神」は、「絶対神」であり、唯一の存在。絶対神であるがゆえ、人間に対して「絶対的に良い」とか「良い悪いを超越した」みたいな考え方があるのですが、日本的な宗教観八百万の神(やおよろずのかみ)の理解は難しい事と思います。

そもそも、この八百万の神には、人間に悪さをする「貧乏神」のような邪神もいるし、根本的に何もしない神様も存在するようです。西洋的に言えば「邪神」は「悪魔」以外の何物でもありません。

そうすると、狼信仰などは、悪魔信仰ということになってしまいかねません・・・。

西洋人が言う「神」は「God」と訳します。
一方、日本人が「神」と、言う「八百万の神」については、「God」ではなく、「Spirit」という英訳の方が適しているのだそうです。たしかに「スピリチュアル」とかいう言葉がありますね。

狼信仰と生類憐みの令

狼信仰というけど、実はこの狼信仰、江戸時代以前にはどうやら存在していないようなのです。

「古来より狼は・・・」という口上があるのであれば、もっと昔から信仰されているべきところが、なぜか江戸時代・・・不思議じゃありませんか?

古文書によると、狼は「オホカミ」というらしく、発音を「オオカミ」となったところから、「大神」という解釈を後から付け加えた感が否めない。

さらに言うと、一部の神社を除いては「狼」自体を信仰の対象としてはいないそうです。狼は狛犬と同じで、「神様のおつかい」なのです。これについては、狐の稲荷神社も同様です。あくまでも狐は神様のおつかいで、祭神は別のものだったりします・・・。

謎が謎を呼ぶ展開・・・。

生類憐みの令
これについては、生類憐み令が関わっているとされる説があります。

生類憐み令により、お犬様自体を大切な生き物、神様として「狼を信仰するようになった」という説。
これは否定的な意見が多いらしい。

おにぎり父がもっとも有力な説と推すのは

生類憐み令により、あらゆる生き物を殺せなくなったところに、飢饉が襲う。

飢饉ので農作物が不作なのに、生類憐みの令があるから、それらを食いあらす猪や鹿を退治できない。
そこで、生類憐みの令にとらわれる事のない「狼」に期待(狼が害獣を駆除・退治してくれることを期待)をしていった背景があるのではないかという説。

生類憐みの令は当時から「悪法」として まったく守らない人(大名)も多かったらしいのですが、やはり将軍家のおひざもと、関東一円は取り締まりも厳しかったのであろうと考えられます。それが奥多摩や秩父などでの狼信仰の由来では??

狼が猪や鹿を退治、捕食する行為を正当化するためには「狼」=「大神」というロジックが必要で、かつそのロジックをより根拠のあるものとするために 日本書紀の一節が引用されたのではないか??

なんせ、日本武尊は天皇の息子という設定(実在しない人物という説が強い)であり、天皇は現人神であるのだから。

ヤマイヌと閻魔大王

話を若干もどして、ヤマイヌの話。
オランダのライデン博物館に収蔵されているニホンオオカミの剥製の台座に「jamainu」と書いてあるのは前述の通り。
この「jama」について、
閻魔大王は、インドのバラモン教の十王のなかの一人で梵語(サンスクリット語)で「jama(ヤマ)」と呼ばれています。
ヤマは太陽神の子として生まれ、冥界の王で、人間の裁判官です。

ヤマの住むところは、もともと天界ですが、日本においては山であると考えられていることから、
「Jama」=「ヤマ」=「山」
恐山等の山信仰へつながっていったり、あるいは「比叡山延暦寺」というように、寺に山の号がつくことから、「ヤマ」という言葉とも密接に関わっている可能性が考えられます。

オオカミ=大神であると同時に ヤマイヌ=jamaイヌ(閻魔大王の犬) という考え方に発展したと言う考えかた。

興味深い考え方ですが、これはちょっと考えすぎでしょうかね??

送り狼

送り狼という言葉があります。
一説には 妖怪の名前だとか、合コンの帰りに女の子を家まで送り届けるふりして「いただきます」しちゃうとか、色々あるのですが 興味深いはなしを

一般的な送り狼
狼の「獲物を付け狙って隙を見せたら襲いかかる」という習性をさしている。
というもの。これは 上記の「いただきます」と同じ話ですよね。

もう一つの興味深い話は
宗教上の送り狼
本来は、自分たちのテリトリーに入ってきた不審者を、ある一定の距離をおいて追いかける習性。
危害を加えると判断すれば攻撃をするし、食料と判断すれば狩るし、危害を加えないと判断すれば、そのままテリトリーの境界まで見送っておしまい。
このことから、宗教的には 狛犬がテリトリー(聖域)に入ってきた人間を 山門まで(聖域から出るまで)送り届ける、見送ると考えられているそう。
単に狛犬は聖域(神社)を守っているだけではないんですね。

動物愛護週間

現代の 生類憐みの令とも言われたりする 動物愛護法。

動物愛護週間は、動物愛護法に9月20日から26日までと規定されています。
そもそも、どうして動物愛護週間というものがあるのかを調べてみたところ、

もともとは昭憲皇后の誕生日を記念して5月28日から6月3日までを動物愛護週間としていたが、戦後は春分の日を動物愛護週間に変更したが、雪国ではまだ雪が残っている地域も多く、野外活動が制限される事により秋分の日に変更になったそう。

これについては偶然の一致という所でしょうが、彼岸の日に動物愛護週間が!!




なかなか難解な話が多かったこのエントリー。
実は、武蔵御岳神社のエントリーを書く前(9月28日)にほとんど書き上がっています。

インターネットには、正しい情報、誤った情報、冗談、など色々な情報が飛び交っています。
私自身のエントリーも、もしかするとウソや間違いがあるかもしれませんが、何かの話のネタにでもなれば幸いです。
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