ワイヤーダックスとダンボールハウス 本を読んで初めて泣いた。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

本を読んで初めて泣いた。

CA3F0197s.jpg
私の枕元にある一冊の本。私が本を読んで初めて泣いた本、「百田 尚樹:著 永遠の0 (ゼロ)」です。

8月14日土曜の午前、何気なくテレビを見ていると、本を紹介するコーナーでこの本を知り、翌日、本屋でこの本を手にしました。そう、まさに65回目の終戦記念日に。


本を読んで泣いたのは、本当に初めてです。
私、悪い癖で本を読みながらある程度ラストを想像しながら読んでいるんですね。まぁ想像通りの結末だったり、想像とは違っていても、自分の涙腺を緩めるには至らないものばかりで まったく泣いた事が無いんです。

私、変な性格をしていて、よくわからないドキュメント、例えばアリンコがアリクイに食われたり、アリンコがアりの行列を作って歩いたり、女王アりを世話したり。なんでアリンコで泣けるのかよくわからないのですが、泣いたりできるんです。変でしょ??(笑)

泣くポイントが確実にずれているんです。
だから出来すぎたドラマとか見ても無論泣けるわけがないし。
女性が「レオ様」と言ってレオナルド・ディカプリオのファンになってしまった『タイタニック』も、「いや~、あれナイわ。むしろ最後沈まないでしょ。人は死んだら浮くんじゃね?」とかよくわからないツッコミ入れたりする人なんです。

この本の話に戻しましょう。
もともと、零戦(通称ゼロ戦:零式艦上戦闘機の略)には興味がありました。
零戦は第二次世界大戦(太平洋戦争)の象徴的飛行機です。

大戦初期は、搭乗員の高度な技術とあいまって連合国を圧倒したこの飛行機も、それを統括すべき軍部の人命軽視・熟練搭乗員の不足・場当たり的無謀な作戦命令・そして敵対する連合国の技術力と圧倒的物量により次第に その優位性を失われ、最後には「特攻」に用いられたと言う悲しい飛行機です。 

現代と60年前(この小説が発行されたのが5年前なので、実質は65年前)を微妙に交錯させながら、戦争とは何か?平和とは?特攻とは?を強く考えさせられる内容でした。

私も含め、戦争を知らない世代です。
子供の頃、「あの戦争は間違っていた。日本は侵略戦争をしていた。当時の日本人は残虐だった。アメリカに軍国から自由な国に変えてもらった。日本は世界から嫌われている」みたいな事を授業で習った記憶があります。

戦争を知らない世代が あの戦争は何だったのか?を考え、かつ今のこの平和な日本についても考えさせられる内容であると共に、特攻で亡くなった方々についても触れています。

「九死一生」という言葉がある一方で、この本の中に「十死零生」という言葉が何度も出てきます。僅かな望みがある中でなら、その僅かな望みに賭け出撃するのも理解が出来ますが、「死ぬため」の出撃(特攻機は爆弾を外す機能を解除されていた。文字通り死ぬ事が目的の出撃)には憤りを覚えながら出撃した搭乗員は数多くいたはず。つまり軍部の面目の為の特攻だったと思うしかないところがあります。

私は、零戦の搭乗員の物語を読むことも多く、またこの本の中にもその記述が多く出てくるのですが、この本はフィクションでありながらも むしろ戦争と言うものの悲しさを見事に伝えてくれています。
また、小説としての人間ドラマも、最後に いろいろな証言が複雑に絡みあい結末は想像をはるかに超えたものになります。

当時の戦闘機搭乗員は20代前後の若者が多く、実際この物語の登場人物も20代です。ストーリーの流れで主人公が戦闘機搭乗員の教官になるのですが、今の私も、アルバイトの大半は20歳そこそこ。
この主人公と同じ境遇になった時、果たして自分は同じ行動をとれるだろうか。。。

大戦の事を、戦争を知らない世代が批判・評価するのはどうかと思います。
ただ、その大戦のただ中にいて戦った彼等の目から見た戦争というものを、キチンと知るべきなのでは?

今の日本は平和な国になりました。「この平和は彼等の犠牲の上にある」という表現もありますが、「本当にそうなのかなぁ」といつも思っています。なんと言うか、その表現は論点がずれているような気がするの
ですが・・・辞めましょう。戦争についていろいろ批判すべきでありません。
【この部分のみ追記】
「平和な日本」になるために、特攻と言う多くの犠牲の上になくてはならなかったのか?自浄できなかったのか?そもそも、特攻で戦地に赴いた方々どのような気持ちだったのか。安易な一言で片づけるべきではないと思います

CA390802ss.jpg
※写真は靖国神社脇の遊就館に展示されている零戦52型 2年前に靖国へ行って実物を見た時には鳥肌が立ちました。

特攻というテーマに触れたので、少し「カミカゼ」という言葉にも触れてみたいと思います。
この文章を書くにあたって、特に戦争関連の文章なので、できるだけ正確を記す為にも いくつかのキーワードをネットで調べながら書いたのですが、驚くべき事が書かれていました。リンクを貼っておきますがPDFファイルなので、Adobe readerが 入っていないと読み込めないかもしれません。

カミカゼという不潔な言葉
 タイトルに騙されずにキチンと内容を読んでください。そして知っていただきたいと思いました。

NHKで朝放送されている「ゲゲゲの女房」。水木しげる氏の奥様の物語ですね。ドラマを見ている方はご存知の通り(私は見ていませんが)水木しげる氏は、大戦で腕を失いました。
あるインタビューで水木しげる氏に「最近自殺が増えている事をどう思うか?」との問いに
「彼らは死ぬのが幸せなのだから死なせてやればいい。どうして止めるんですか。彼ら(戦争で亡くなった方々)は生きたくても生きられなかったんです。」と答えたといいます。

珍しく重いことを書いてしまいました。
しかし、この小説、最後には涙があふれてくることでしょう。私、年甲斐もなく号泣しちゃいました(照)ご一読をお勧めします。
関連記事

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

No title

暑いですね~  
練馬は毎日地獄でワン達もバテバテ、人間もバテバテです。
普段は本を全く読まない私も読んでみたくなったので
早速本屋に探しに行ってみまーす。
父殿、過酷なシフトがんばって下さい^^。

No title

サスままさん まいど (・ω・)ノ

我が家は毎日クーラー全開運転です。エコとか気にしてません。というか、この暑さでクーラーを使わないと熱中症で家にいながらして玉砕してしまいます。

この本は、多少専門用語という程でもありませんが、女性には分かりづらい言葉も出てくるかもしれません。
明らかに 泣かすつもりの出来すぎた恋愛小説なんかよりもずっと完成度の高い作品ですよ。
いらっしゃ~い
ユニークアクセス
合計ホスティング・レンタルサーバー
今日ホスティング・レンタルサーバー 昨日ホスティング・レンタルサーバー

トータルアクセス
  
CALENDER
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
なうい記事
コメントちょうだいよぅー
スパムコメント増加のため承認制にしています
分類しちゃったぁ
MONTHLY
ランキング的な
人気ブログランキングへ Free counters!
ページランク表示用ブログパーツ E-Pagerank デイトレード にほんブログ村 犬ブログ ワイヤーヘアードダックスフンドへ

人気サイトランキングへ
おにぎり☆父とは?
趣味はアリンコの観察と地図鑑賞。ちょっぴりナイーブで腹黒な昭和生まれの男の子。

たまに鼻毛が出ています(爆)

社会の窓は全開ちう。←すーぱーくーるびずなう。
Anniversary!
1st Birthday♪♪

2nd Birthday♪♪
うきうきウォッチング♪
勝手にリンクしてま~すwww
SEO対策
  • seo
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。